
この記事の要点
- ジェルは施術中に硬化しているため、当日から普段どおりの生活で問題ありません
- 爪先を道具のように使わず、指の腹を使う習慣が持ちを大きく左右します
- 乾燥は浮きの一因とされるため、保湿を毎日の習慣にすると状態が安定します
サロンでの施術が終わり、きれいな指先を手に入れた。そこからが日常です。同じ施術を受けても、そのあとの過ごし方で仕上がりの持ちは変わってきます。この記事では、初めての方に向けて、施術当日に気をつけたいことから、日常の手の使い方、乾燥対策までを順にご紹介します。難しいことはひとつもありません。
施術当日のこと
まず安心していただきたいのは、ジェルネイルは施術中にライトで硬化し、その場で固まっているという点です。マニキュアのように「乾くまで待つ」時間は必要ありません。サロンを出た瞬間から、普段どおりに手を使っていただけます。
とはいえ、当日だけ少し意識していただくと安心なことがあります。
- 荷物を持つときに爪先をぶつけないようにする
- パーツを付けた場合は、引っかけないよう気をつける
- 帰り道でバッグの中を探るとき、爪先から入れない
これは硬化が足りないからではなく、単純にぶつけやすいタイミングだからです。手元に意識が向いている当日のうちに、爪先の位置感覚に慣れておくと、その後の生活がスムーズになります。
入浴も手洗いも当日から問題ありません。入浴後は指の間まで水分を拭き取り、保湿をしていただくとより安心です。
帰宅後に確認しておきたいこと
その日のうちに、明るいところで手元を眺めてみてください。色味の印象、長さの感覚、爪先の引っかかり。サロンの照明と自宅の照明では、色の見え方が違うことがあります。
もし「思っていたのと違う」「ここが引っかかる」と感じたら、早めにご相談ください。時間が経つほど、直せる範囲は狭くなります。
日常の手の使い方
持ちを左右する最大の要因は、実は日常の手の使い方です。一般に、ジェルが浮いたり欠けたりする多くは、爪先にかかる力が原因といわれています。
爪先を道具にしない
もっとも大切な習慣がこれです。次のような動作は、爪先に大きな力がかかります。
- 缶のプルタブを爪で開ける
- シールやテープを爪でこそげ取る
- 段ボールの梱包テープを爪で剥がす
- キーボードを爪先で強く叩く
- 車のドアや引き出しを爪で引っかけて開ける
どれも「指の腹を使う」「別の道具を使う」に置き換えられます。最初は意識が必要ですが、数日で習慣になります。爪が長いほど先端にかかる力は大きくなりますので、チップ長さだし/10本などで長さを出した方は特に意識してみてください。
引っかけに気をつける
アートやパーツが入ったデザインは、表面に凹凸があります。次の場面で引っかかりやすいので、動作をゆっくりにするだけで違います。
- 髪を洗う、髪を結ぶ
- 衣類を脱ぎ着する、特にニットやタイツ
- ポケットに手を入れる
- 寝具やタオルに手を滑らせる
パーツが取れてしまった場合は、残った部分を無理に剥がさないでください。自爪の表面が一緒に取れてしまうことがあります。そのままの状態でご相談いただくのがいちばんです。
水仕事のとき
一般に、長時間の水仕事や、お湯に手を浸す時間が長い生活は、ジェルの浮きにつながりやすいとされています。洗い物をする際にゴム手袋を使うのは、手軽で効果のある対策です。
除光液やアルコールに繰り返し触れる環境も、表面のツヤが鈍る原因になることがあります。触れた後は水で流し、保湿をしておくと安心です。
乾燥対策を習慣にする
爪の根元が乾燥すると、皮膚が硬くなってささくれができやすくなり、ジェルの根元にも影響が出やすくなります。一般に、保湿は持ちを良くする基本のケアとされています。
やることはシンプルです。
- キューティクルオイルを爪の根元と両サイドになじませる
- ハンドクリームで手全体を保湿する
- これを 1 日 1〜2 回、続ける
タイミングは、手を洗った後、入浴後、就寝前が続けやすいでしょう。硬化したジェルの上からオイルを塗っても問題ありません。オイルの選び方や塗り方の詳細は「甘皮ケアとキューティクルオイルの使い方」のコラムにまとめています。
季節によって変えること
冬は空気が乾燥し、暖房と手洗いで水分が失われやすい季節です。オイルの回数を増やし、ハンドクリームで蓋をするようにすると安心です。
夏は冷房の効いた室内で乾燥が進みます。汗をかいた後にそのままにしておくのも、爪の周りには良くありません。季節を問わず、水に触れた後は拭いて保湿、と覚えておけば十分です。
やらないほうがよいこと
良かれと思ってやってしまいがちなことを、いくつか挙げておきます。
浮いた部分を自分で剥がす
もっとも避けていただきたいのがこれです。浮いた部分を指で剥がすと、自爪の表面の層が一緒に持っていかれます。市販のリムーバーによるセルフオフも、削りすぎや溶剤による乾燥が起こりやすい方法です。詳しくは「セルフオフをおすすめしない理由」のコラムをご覧ください。
浮きが出たら、剥がさずにご相談ください。ネイル補強/1本や部分的なお直しで対応できることがあります。
自分でやすりをかける
爪先が伸びてきたからといって、ジェルの上からやすりをかけるのはおすすめしません。表面のトップコートが削れ、そこから欠けやすくなります。
甘皮を自分で処理する
乾いた状態で甘皮を強く押し上げたり、刃物で切ったりすると、傷や炎症の原因になることがあります。甘皮の処理はハンドベーシックケアにお任せください。
気になる症状があるときは
爪やその周りに、赤み、腫れ、痛み、膿、強い変色などが見られる場合は、自己判断でケアを続けず、皮膚科などの受診をご検討ください。当店では医療行為は行えませんので、状態によっては施術をお控えいただくことがあります。
まとめ
施術後の過ごし方は、突き詰めると 3 つです。爪先を道具にしない。引っかけに気をつける。毎日保湿する。この 3 つを続けるだけで、仕上がりの持ちは目に見えて変わります。
そのうえで、浮きや欠けが出たときは自分で処理せず、早めにご相談ください。当店ではスタッフ 1 名が最初から最後まで担当しますので、前回どんな施術をしたかを踏まえたうえでご提案できます。
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よくあるご質問
施術した当日にお風呂に入っても大丈夫ですか?
はい。ジェルは施術中にライトで硬化していますので、当日の入浴や手洗いは問題ありません。入浴後は水分を拭き取り、保湿していただくと安心です。
ネイルをしていると手が乾燥しやすくなりますか?
手洗いや水仕事など、乾燥の原因は普段と変わりません。ただ爪の根元の乾燥は浮きにつながりやすいため、オイルでの保湿を習慣にすることをおすすめします。
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監修: Lili Nail Studio公開