
この記事の要点
- 浮きや欠けが出たら、自分で剥がさずそのままの状態でご相談ください
- 根元の伸びが気になるときは、付け替えかオフかを爪の状態で選びます
- 色に飽きたときも無理に我慢せず、オフや付け替えでいつでも切り替えられます
初めてジェルネイルをした後、数日から数週間の間に「あれ、これはどうしたらいいんだろう」という場面に出会うことがあります。慣れている方なら迷わず対処できることでも、最初は判断がつきません。この記事では、初めての方が遭遇しやすい 4 つの困りごとについて、やってはいけないことと、サロンでの対処法をまとめました。
共通してお伝えしたいのは、困ったら自分で何とかしようとせず、そのままご相談いただくのがいちばんという点です。
1. 浮いてきた
爪の根元や先端で、ジェルと自爪の間に隙間ができる状態を「浮き(リフティング)」と呼びます。白っぽく見えたり、爪先に引っかかりを感じたりすることで気づく方が多いです。
やってはいけないこと
浮いた部分を指で押すと、ぺこぺこと動きます。ここでつい剥がしたくなりますが、これが最も避けたい行動です。ジェルは自爪にしっかり密着しているため、無理に剥がすと自爪の表面の層が一緒に取れてしまいます。薄くなった爪は、次のジェルの持ちにも影響します。
理由の詳細は「セルフオフをおすすめしない理由」のコラムにまとめていますので、あわせてご覧ください。
どうすればよいか
浮きが小さく、生活に支障がないうちは、そのまま次の予約までお過ごしいただけます。ただし、浮いた隙間に水分や汚れが入りやすい状態でもありますので、水仕事の多い方は早めのご相談が安心です。
浮きが広がっている、引っかかって痛い、といった場合は、部分的なお直しか、全体のオフをご提案します。当店で施術したジェルは付け替え時ならオフ無料で、オフだけの場合はジェルオフのみ(自店)が該当します。他店で施術したジェルはジェルオフのみ(他店)が該当します。
なぜ浮くのかについては「ジェルが浮く原因」のコラムで詳しく解説しています。原因が分かると、次回の持ちが変わることもあります。
2. 欠けた、割れた
爪先がぶつかって、ジェルの一部が欠けた。あるいは自爪に亀裂が入った。これも初めての方が驚きやすい場面です。
やってはいけないこと
欠けた部分をやすりで削って整えようとするのは避けてください。ジェルの表面のトップコートまで削れてしまい、そこからさらに欠けが広がることがあります。
また、欠けを隠そうと市販のマニキュアを上から塗るのもおすすめしません。次回のオフの工程が複雑になります。
どうすればよいか
爪先に引っかかりがあって危ない場合は、応急処置として目の細かいファイルで角を軽く落とす程度に留め、早めにご相談ください。
自爪に亀裂が入っている場合は、ネイル補強/1本で対応できることがあります。亀裂の部分に補強用の素材を重ね、これ以上の割れを防ぎながら、他の爪と同じように仕上げる施術です。一般に、亀裂は放っておくと深くなり、引っかかって痛みを伴うことがあります。小さいうちの手当てが、長さを保つ近道です。
折れてしまって長さが足りない場合は、チップ長さだし/1本で他の爪と長さを揃える方法もあります。どちらが適しているかは爪の状態によりますので、カウンセリングで一緒に判断しましょう。補強と長さだしの使い分けは「爪の補強とリペアの考え方」のコラムでも扱っています。
3. 伸びて根元が気になる
爪は毎日少しずつ伸びます。施術直後は根元まできれいに塗られていたジェルも、時間が経つと自爪との境目が目立ってきます。
これはトラブルではなく、自然な経過です。ただ、どのタイミングで動けばいいのかが分かりづらいのが初めての方の悩みどころです。
判断のめやす
一般に、次のようなサインが出てきたら、付け替えを検討するタイミングとされています。
- 根元の隙間が、見て分かるほど目立ってきた
- 浮きや欠けが出てきた
- 爪が伸びて重心が先端に寄り、折れそうな感覚がある
- 爪先の白い部分が長くなり、バランスが崩れて見える
具体的な周期の考え方は「ジェルの付け替え周期と、放置するとどうなるか」のコラムをご覧ください。
「目立ちにくいデザイン」という手もある
次回の予約が取りづらい生活の方は、伸びても目立ちにくいデザインを選ぶという方法があります。根元が透明に近いカラーグラデーションやラメグラデーション、爪先だけに色をのせるフレンチなどは、境目が目立ちにくいといわれています。
肌なじみの良いベージュ系のワンカラーも、同じ理由で長く楽しみやすい選択です。カウンセリングで生活のリズムを伺えば、そうした観点からもご提案できます。
4. 色やデザインに飽きた
きれいに仕上がっていても、毎日見ているうちに気分が変わることがあります。予定が変わって、この色では合わなくなったということもあるでしょう。
これは何の問題もない困りごとです。我慢する必要はまったくありません。
選べる 3 つの道
- 付け替える — オフをして、新しいデザインをのせます。爪の状態が良ければ、周期を早めても問題ないことがほとんどです
- オフして休ませる — 一度素の爪に戻し、ハンドベーシックケアで整えてから再開する方法です
- 次回まで待つ — どうしても予定が合わないときは、クリアのような控えめなデザインに切り替える計画を立てておくのも手です
「まだ 1 週間しか経っていないのに申し訳ない」と感じる必要はありません。予定に合わせて指先を変えるのは、ネイルの楽しみ方のひとつです。
次に活かすために
飽きたと感じた理由を覚えておくと、次の色選びに活きます。色が濃すぎたのか、アートが多かったのか、季節と合わなかったのか。当店はスタッフ 1 名が最初から最後まで担当しますので、前回の内容を踏まえて「今回はもう少し控えめに」といった調整がしやすくなっています。
困ったときの共通ルール
4 つの場面に共通する対処法を、最後にまとめます。
| 状況 | やらないこと | 最初にすること |
|---|---|---|
| 浮いてきた | 剥がす | そのままご相談 |
| 欠けた・割れた | 削って整える | 引っかかりだけ軽く落として相談 |
| 伸びてきた | 上から塗り足す | 付け替えかオフを検討 |
| 飽きた | 我慢する | 次のデザインを相談 |
どの場面も「自分で処理しない」「早めに相談する」という 2 点で対応できます。ご予約は完全予約制ですので、お直しの場合もご予約ページか HotPepper Beauty からお取りください。何本のどの指か、いつ頃からその状態かをお知らせいただくと、時間の見積もりが正確になります。
まとめ
初めての方が出会う困りごとは、ほとんどが想定の範囲内のものです。浮きも欠けも伸びも、どれもネイルをしていれば起こり得ることで、それぞれに対処法があります。
いちばん避けたいのは、自分で剥がしたり削ったりして、自爪を傷めてしまうことです。困ったらそのままの状態でご相談ください。爪の状態を見ながら、負担の少ない方法をご提案します。
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ご予約は ご予約ページ からどうぞ。
よくあるご質問
浮いてきた部分を自分で剥がしてしまいました。どうすればよいですか?
残った部分をさらに剥がさず、そのままの状態でご来店ください。爪の状態を確認したうえで、負担の少ない方法でオフや補強をご提案します。
1 本だけ欠けてしまった場合も予約が必要ですか?
はい、当店は完全予約制です。1 本のみのお直しでもご予約をお取りください。ご予約時に「何本のどの指か」をお知らせいただくとスムーズです。
予定より早く付け替えたくなったら、爪に負担がかかりますか?
一般に、丁寧なオフであれば周期を早めること自体が大きな負担になるとはされていません。爪の状態を見てご提案しますので、ご相談ください。
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監修: Lili Nail Studio公開 / 更新